開発時間10分!AppSheetで釣果記録アプリを作ってみた


私はいつも釣果をGoogle Spredsheetsに記入しています。
釣果記録を楽にするように、スマフォアプリを開発してみることにしました。
スマフォアプリ開発は、Swiftなどを使ったネイティブアプリ開発、Djangoなどを使ったWebアプリ開発などの方法がありますが、今回はAppSheetで作ることにしました。
今流行のノーコード・ローコード開発ツールですね。

Spredsheetsを作る

▲まずはデータを保存するGoogle Spredsheetsを作ります。
天気、気温、風速なんかも入れようかなと思ったのですが、そこら辺はまた考えます。

AppSheetの準備をする

AppSheetを開きます。
Start for freeをクリック。

▲Google Spredsheetsにデータ保存するアプリを作るので、Google Sheets and Formsをクリック。
アカウント選択画面が出るので、自分のアカウントを選択。
パーミッション確認画面で「許可」をクリック。

▲Create a new app画面で、Start with your own dataをクリック。


▲アプリの名称を入力、カテゴリーを選択し、データを保存するSpredsheetsを選択。
これでアプリ作成の準備ができました。

ここら辺の画面はコロコロ変わるので、一週間後にはこの情報も古くなっているかもしれません。

Data/ Columnsの設定

▲左側メニューからDataをクリック、先ほど選択したSpredsheetの名前をクリックし、設定していきます。

▲View Columnsをクリック。
データフィールドの設定をしていきます。
KEYは_RowNumberに設定
日付はTYPEをDate、INITIAL VALUEはDateに設定。
同じように時間はTime, Time。
位置はLatLong, HERE()。
写真はImageに設定。
サイズと重量はNumberに。
備考はLongTextに設定しました。
ここら辺、説明すると長くなるので、詳しい設定は端折ってます。

UX/ Viewの設定

登録した釣果が一覧表示されるようにしたいので、ちょっとだけViewを設定します。
左側メニューからUXをクリック。


▲デフォルトでView Typeがcardになっているので、deckに変更。
画面の色味や文字サイズを変えたりすることもできるのですが、今回は「とりあえず動くものを作る」ことが目的なので、そこら辺はスルーで。
このアプリの目的、「Google Spredsheetsに釣果を登録する」だけなら、実はアプリの開発はこれで完了です。

スマフォでアプリを動かしてみる

AppSheetアプリをスマフォにインストールして起動すると、Sign in画面が表示されます。
Googleアカウントで、Spredsheetsを使っているので、Googleアイコンをタップ。

▲メニューのCreated by meをタップすると、AppSheetで作ったアプリが出てきます。

続けてデータを登録してみます。


▲登録時に写真を撮ることもできますし、スマフォに保存されている写真をアプリで読み込むこともできます。
このような機能はWebアプリでは難しいのですが、AppSheetではネイティブアプリと同じ動作が可能です。


▲位置情報も、スマフォのGPSから読み取れます。ピンを移動させて、位置を変更することも可能。

▲1つ目のデーをスマフォで登録しました。スプレッドシートをみてみると、ちゃんとデータが追加されています。

さらに今年の過去の釣果を次々に登録していきます。
ああ、今年まだ5本しか釣ってなくて良かった!

▲ということで、5本のデータを登録してみました。
うん、これは使える!

ノーコード、すごい

Spredsheetsを作ってからスマフォ実機でアプリを動かすまで、作業は10分もかかりませんでした。
ちなみに、私がAppSheetを使ったのは、今日が初めて。
完全に初見でも10分でアプリが作れました。
もちろん私はプログラマーでもエンジニアでもありません。

そして、本当にコードを1行も書いていない。
</>とか(){}とか、全く打っていない。

すごい時代になったもんですね。

さあ、みんなも自分専用アプリをノーコードで作りましょう。

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