まだまだ梅雨が明けず、毎日雨で嫌になっちゃいますね。そして梅雨が明けたら次は台風の季節がやってくる。
そんな雨が多い季節は、河川でシーバス釣りをするアングラーにとって、川の水の「濁り」が気になることの一つですよね。
シーバス釣りは適度な濁りが一番。クリアすぎてもシーバスの警戒心が高まるし、濁りすぎてミルクティー状態になったらそもそも釣りになりません。
水の濁りは自分の目で見て確認するのが一番ですが、夜になってから現地に行ったら暗くて分からないし、そもそもポイントに向かう前に知れるものなら知っておきたい。
僕は先日二匹シーバスを釣り上げて最近のお気に入りのポイントが荒川ですが、荒川の場合、国土交通省が発表している、以下の南畑観測所の水質データを見れば1時間ごとの水の「濁度」が分かります。
画面はこんな感じ。バリバリのテーブルレイアウトでWebを長くやっている人には懐かしい感じのページです(笑)。
そして、そもそも「濁度」ってなんですの?という疑問にもちゃんと同サイトで説明してくれていますよ。うんうん、要は濁り度合いですね(←読んでもよく分かってないw)。
水の濁りの程度を表すものです。粘土鉱物であるカオリンが1mg/Lが含まれた水を1度としています。濁りの原因となっている物質には粘土性物質、プランクトン、有機物質等があり、濁りとなる粒子の粒径は0.1から数百μm(マイクロ メートル)のものが殆どです。
ちなみに、過去のデータも見られます。自分が釣ったあの日はどれくらいの濁度だったのか、とか、この前大雨が降った時の濁度は?などの調査にもご活用ください。
で、肝心の「濁度がいくつだったらどれくらい濁ってるのよ?」という疑問にはこちらのブログで写真付きで解説してくれています。バス釣り用のブログですが、シーバスも基本は同じだと思います。このブロガーさんによれば「濁度40」くらいまでならバス釣りは問題ないとのことです。
なお、南畑観測所は埼玉県富士見市にあるので、僕が釣りをする河口からは少し距離がありますが、まあ川なんで富士見市にあった水もいずれ江東区に流れてきますので十分参考になると思います。
今回は荒川のことを紹介しましたが、別に荒川だけじゃなくて、全国の河川に観測所がありますので、以下の同サイトのトップページから皆さんがよく行く河川で調べてみてください。ただし、濁度を発表している観測所はそんなに多くないのでご注意を。
以上、ちょっとマニアックな記事でしたが、シーバスの釣果アップのために、ぜひ情報武装をして勝負してください。
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Photo by muddy rapids / sandcastlematt
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