バスボートのガソリン残量は、SmartCraftで管理する〜霞ヶ浦バスボート初心者講座


コンソールの燃料計が信用できない

自動車と同じ様に、バスボートにも「燃料計」がついています。
ガソリンの残量が、メーターで表示される仕組みです。
しかし、これが信用できない。

満タンに入れて、ちょっとガソリン使った翌日、残量が「ほぼカラ」になっていたりして。
自動車と違って、バスボートのガソリンタンクは正確に表示できない様です。

SmartCraftでガソリン消費量管理

僕の船にはMercuryエンジンのデータを表示する「SmartCraft SC1000 Monitor」というデジタルメーターがついています。
このSmart Craftで、実際に消費されたガソリン量が表示できます。

ガロン表示からリットル表示へ

SmartCraftは、標準ではガソリン消費量の単位が「ガロン」になっています。
設定をすると、「リットル」表示することができます。
SmartCraftについているボタン2つの両方を3秒以上押し続けると、設定モードに入ります。
左のボタンを押すと設定項目の送り、右のボタンで設定項目の変更ができます。

僕のバスボートの場合、タンクに最大180L入る

一般的なバスボートは、ガソリンタンクが2つあるそうです。
調べてみると、僕のボートでは、座席の下に左右24ガロン(90リットル)ずつ、合計180Lがタンクに入ることがわかりました。

SmartCraftで残量を考える

まず、左右のガソリンタンクを満タンにします。

そして、ガソリンタンク選択スイッチで、「PORT 2」を選びます。
これで、助手席側(左側)の燃料タンクがエンジンに繋がります。
SmartCraftの「Used」画面で二つのボタンを同時に押すと、ガソリン使用量が「0」にリセットされます。
「Used 90 Lt」になると、ガス欠になり、エンジンパワーが落ちます。
ここで今度は、ガソリンタンク選択スイッチで、「PORT 1」、運転席側に切り替え。

燃料を手動で送り込み、再始動。

SmartCraftの「Used」で、「0」にリセット(両方のボタンを1秒ほど押す)します。
この状態で、左のタンクはカラ。右のタンクが満タン。
左のタンク(左の給油孔)から、90リットル給油すれば、両方が満タンになります。

「あれ、今、どのくらいガソリン残ってるんだっけ・・・?」
と、忘れない様に、残量はメモしておいたほうがいいですね。

SmartCraftは、他に何ができる?

  • エンジン温度:エンジン始動後、ちゃんと冷却が始まったことを確認できます
  • エンジン回転数:こちらもコンソールのメーターだとアバウトなので、正確な数字はSmartCraftで見ます。
  • 燃料流量:1時間に消費したガソリンを表示します。
  • 水圧:エンジンの水圧を表示します。
  • 電圧:バッテリー電圧を表示します。
  • その他:センサーが取り付けられていると、燃料残量、トリム角度、航行可能距離、水深が表示できます。

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