エグジグ(EGU Jig)シリーズはジャクソンが販売しているスモールラバージグ。
「エグジグ」の名前は、エグシュンこと江口俊介さんがプロデュースしていることから付けられています。
今回の記事では「エグジグ」「エグジグハイパー」「BFカバージグ」の3種類を紹介します。
エグジグ
ハイプレッシャーのタフな状況を打開する最終兵器「エグジグ」。JBTOP50の中でも有数のスモラバ使いである江口俊介が、試行錯誤の末に辿り着いたスモラバの理想形だ。抜群のフッキングレスポンスとスナッグレス性能を高次元で両立。オープンウォーターからライトカバーまでをカバーし、ナチュラルかつ強い波動を生み出す専用設計シリコンラバーは使用する水質を問わない。レンジキープ能力はシャローからディープウォーターまでを完全カバー。乱長短のラバーカットは、フォールさせるだけで強い存在感と集魚能力を持つ魅惑の乱水流を発生し、コンパクトで曖昧なシルエットがスレきった天才バスを騙しきる。…基本はキャストしフォール&シェイクするだけでOK。まさに最終兵器と呼ぶに相応しい究極のアイテムだ。
ジャクソンWebサイトより
サイズは
1/32oz (0.9g)
3/64oz (1.3g)
1/16oz (1.8g)
5/64oz (2.25g)
3/32oz (2.7g)
というラインナップ。
一番重いのが2.7gと、軽めのシリーズです。
フックサイズは#4です。
エグジグハイパー
エグジグは従来、スピニングフィネスタックルにライトラインといったタックルでオープン〜ライトカバーを攻略する為に開発されたフィネスウェポンでした。しかし、ベイトフィネスが発達する事によりエグジグの使用用途やシチュエーションは大幅に拡大。オリジナルのままでも十分に威力を発揮するエグジグですが、その効果をベイトフィネスに完全対応すべくパワーアップしたのがエグジグハイパーです。まず、エグジグならではのハイバランス設計をそのままにフックを太軸にパワーアップし、フックサイズを#4から#2にサイズアップ。これにより、デカバスやベイトフィネスタックルのパワーに負けないヘビーデューティー仕様にすると共に、ややボリュームのあるトレーラーにも完全対応。さらに、新開発極太シリコンラバーと従来のエグジグラバーをコンポジットする事でスモールシルエットながらより強い存在感と波動、そして驚愕の超生物的微波動を発生。また強力なコシの強さを持つ極太ラバーの一本一本がガード的な役割を果たす事により、リップラップ等のロックエリアやオダ等でのスタック率を激減させる事に成功しました。エグジグハイパーはスモラバの可能性を更に拡大すると共に、スピニングタックルを用いた従来のフィネスフィッシングにも十分対応するバランスを備えています。
ジャクソンWebサイトより
サイズは
1/16oz (1.8g)
5/64oz (2.25g)
3/32oz (2.7g)
1/8oz (3.5g)
というラインナップ。
エグジグに比べると、重めのシリーズです。
フックサイズは#2で、エグジグより大きく、太くなっています。
BFカバージグ
ベイトフィネスの浸透により、スモラバを用いたライトカバー攻略はもはや定番と言えるメソッドとなりました。しかし、ラウンドヘッドにシングルブラシガードが定番スタイルの通常のスモラバでは、根掛かりが多発しリズムが崩れてしまうと同時に、少々込み入ったカバーに遭遇した際に攻めきれないのが現状でした。そんな状況を打開すべく、カバーに特化して開発されたのが、エグジグ「BFカバージグ」。フックはカバーのすり抜けを意識したナローアングルの横アイに設計し、カバータックルのパワーに対応する太軸ワイヤーを採用。少々ボリュームのあるトレーラーに対応させると共に確実なフックセットを実現するスモラバとしては少々大き目の特注フックを搭載しました。また、ラバーには、強い水押しと驚愕の超生物的微波動を生むハイパースカートをセットし、そのヘッド形状との相乗効果でロックエリアやウィードエリアにおいても無類のすり抜け性能を発揮させる事に成功しました。BFカバージグはハイプレッシャーカバーを攻略する救世主になることは間違いないでしょう。
ジャクソンWebサイトより
サイズは
2.3g
2.7g
3.5g
4.5g
5.5g
7g
というラインナップ。
重さでカバーに沈めていく釣り方ができます。
「BF」とは、ベイトフィネスのこと。
エグジグ、エグジグハイパーより、さらにベイトフィネスタックルでのカバーゲームに最適化されたスモラバです。
ヘッド形状、横向きのラインアイ、太めのシリコンスカート、強いガードにより、カバーのすり抜け性能が高くなっています。
フックはエグジグハイパーより、さらに太くなっています。
BFカバージグで40UPを実釣する動画を公開しました。
霞ヶ浦水系バス釣り BFカバージグ+ディッシュワーム 40UP実釣〜おすすめバス釣りルアー紹介
フックの比較
右から、エグジグ、エグジグハイパー、BFカバージグ。
うーん、あんまりわからないけど、左に行くほどフックが太くなっています。
僕の使い分け方
エグジグ
ベイトフィネスタックルで、オープンな場所を撃つのに使います。
本当はスピニング用なんですけどね。スピニングが苦手で・・・
あまり軽いものはベイトフィネスでは投げにくいので、1/16oz、5/64ozを選んでいます。
あまり重くしすぎるとスモラバらしいふわふわ感がスポイルされてしまいます。
とはいえ、護岸をずっと撃っていく場合は、フォールスピードが早い3/32ozで、手返しよく数を撃っていった方がいい場合があるかもしれません。
トレーラーはD1、ディッシュワームなどを使っています。
フックがそんなに太くないので、大きい魚とのファイトでフックが開き、バラしたことがありました。
エグジグハイパー
ベイトフィネスタックルで、オープンな場所、フィルターユニット(通称タマネギまたはキンチャク)周辺、ライトカバーを撃つのに使っています。
フィルターユニットと護岸の間に落としてシェイクする釣りで、2016年の夏にエグジグハイパー+ディッシュワームで40UPを何匹も釣りました。
以前の記事にも書きましたが、この組み合わせは、とにかく根掛りが少ないんです。
ただし、3/32ozより軽めがいいと思います。
1/8oz+ディッシュワームでは、100mで3回フィルターユニットに根がかりロストしました。
太めのフックなので、40UPにガンガン引かれても、フックが開いたりはしません。
僕の釣り方では、軽くシェイクしながらボトムまで落とし、ちょんちょんとあおってストップしてから、ちょん!と大きめにあおってリアクション狙い。これを2回繰り返すアクションをしています。
または、ボトムから10cmぐらい持ち上げて、フリーフォール。こちらはスモラバらしいふわふわフォールでのバイト狙いです。
BFカバージグ
浮ゴミや、葦の間にある隙間などにエグジグ/エグジグハイパーを入れると、結構根掛ります。
また、ピックアップ時に護岸の雑草などにもよく引っかかります。
そんな時にはBFカバージグ。
エグジグ/エグジグハイパーでは根がかるところでも、BFカバージグなら手返しよく撃っていくことができます。
ただし、根掛り防止のためにガードの本数が多く強めなので、フッキングがしにくいです。ガツン!とフッキングしましょう。
また、ヘッドとアイの形状から、フィルターユニットには根掛りしやすいと思います。
最後に
僕に何匹もの40UPを連れてきてくれたエグジグ。
夏の昼間、護岸のシェイドのボトムについている魚を狙うのに最適なルアーですね、スモラバって。
秋になって水温が下がると魚が散り、シェイドでサスペンドしている魚は減ってくるので、スモラバを落とすことも減ると思います。
また冬になったら、エグジグとレッグワームに活躍してもらいます。
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