20アルファスAIR TW買いました
僕の最初のベイトフィネスリール、2011年製のスコーピオンXT100+夢屋ベイトフィネススプールが痛んできたので、新リールを購入することにしました。
すでに2台持っている16アルデバランBFS XGの追加購入、スティーズAIR TWなども選択肢にあったのですが、旧アルファスAIRがとてもよくできていたので、20アルファスAIR TWに決めました。
旧アルファスAIRと比較しながら、インプレッションしていきます。
開封
左が20アルファスAIR TW。
旧アルファスAIRの雰囲気は残っていますが、かなりコンパクトになっています。
ザクがグフになった的な感じですね(?)
色的にはドムっぽいけど。
TWS (T-WING SYSTEM)[T-ウイングシステム]
TシェイプレベルワインドがクラッチON・OFFに応じて前後に半回転する構造。キャスティング時にはレベルワインドが前方に回転し、ラインがTシェイプレベルワインドの幅広部を通ってスムーズに放出される。リトリーブ時にはレベルワインドが後ろ方向に倒れる形で半回転し、レベルワインド下部の溝にラインが誘導され、タイトかつ平行に巻き取られる。ライン放出性能とトラブルフリーを両立したダイワ独自のレベルワインドシステム。
DAIWAWebサイトより
TWSリールは、去年タトゥーラ SV TWを購入したので、僕にとっては二台目。
レベルワインダーの抵抗を少なくするために、よく考えられた仕組みですよね。
スプール
フィネス性能を極める
フィネス専用AIRスプール
超軽量ルアーに対応すべく、超軽量・マイクロBB搭載
DAIWAWebサイトより
左が20アルファスAIR TWのスプール。
とにかく小さくて軽い。
旧アルファスAIRに比べて、かなり小さくなっています。
肉抜き加工もしっかりされていて、本当に軽いです。
エアブレーキ
アキュラシー性能を大幅にアップさせつつ、極めてバックラッシュが少ない、ストレスフリーな使い心地を実現したブレーキシステム。軽量インダクトローター構造と軽量スプールとの組み合わせでスプールユニットとしての回転レスポンスを大幅に向上。同時にオン&オフがハッキリした効きの良いマグブレーキとの相乗効果を狙ったセッティングでフルキャスト時にはしっかりブレーキが効くが、ピッチング等の低回転時にはインダクトローターが飛び出さず低弾道で撃ち込める。つまり、小さい力でもスプールがスパッと立ち上がり、力まなくても驚くほどルアーがよく飛び、逆に力みにより発生するバックラッシュゾーンに対してはきっちりブレーキを掛ける。結果、同ブレーキ設定で、ピッチングとキャスティングが高レベルで両立する快適さをもたらした。
DAIWAWebサイトより
旧アルファスAIRにも搭載されていた、エアブレーキ。
僕としては、シマノの16アルデバランBFS XGよりも、ダイワのベイトフィネスリールの方が軽量ルアーのピッチングがしやすいと感じています。
このエアブレーキの効果が大きいようですね。
マグダイヤル
ダイワのリールといえば、マグダイヤルが大きいイメージだったのですが、パーミングカップの下側に小さなダイヤルという形状でした。
シマノっぽいですね。
でも、操作性はそんなに悪く無いです。
パーミングカップ
ダイワなのに、小銭がなくても開けられる!
パーミングカップも、シマノっぽい感じに、ロックボタンをスライドして開くようになりました。
ロックボタンを外した後は、パーミングカップを「ねじる」のではなく、そのまま「ぱかっ」と外れます。
ゼロアジャスター
はじめに“ゼロアジャスター”を調整し、“スプールガタ ゼロ”設定を実施することで、マグネットブレーキの進化により全てのルアーをマグダイヤルのみで制御することが可能となった。
“ゼロアジャスター”は、釣りを開始する前に“ゼロ設定”に調整することで、釣りの間に誤作動が起こることなく、快適に釣りを楽しんで頂くための機構
※“スプールガタ ゼロ”設定とは、微細なガタつき(0.2mm程度)を残した状態で、スプールを押さないギリギリの設定のこと
DAIWAWebサイトより
「あれ、メカニカルブレーキは?」
開封して驚いたのが、メカニカルブレーキノブが無いこと。
無いわけではなく、この「ゼロアジャスター」で調整した後は、マグネットブレーキだけで大丈夫だよということらしい。
それだけマグとエアブレーキに自信があるということなんでしょうね、ダイワさん的には。
20アルファスAIR TW実釣
投げやすい、よく飛ぶ
では実際に使ってみます。
ロッドはエンジン、スペルバウンドコアSCC-66L-ST。
フォールクローラー4″に1.3gネイルシンカー、NSSフック#1。
通称「アンビリーバボーリグ」の組み合わせです。
ラインはフロロ10lb。
軽めのリグに、ベイトフィネスとしては太めのラインの組み合わせです。
マグネットブレーキは中間の10にセット。
軽くピッチングすると、リグが浮かず、まっすぐに狙ったポイントに落ちます。
サイドキャスト気味にピッチングすると、結構な距離も飛ばせます。
旧アルファスAIRのフィールに近いのですが、さらに投げやすく、飛びやすくなっています。
「投げやすくなったように感じる」
ではなく、
「投げやすくなった」
と言い切れるレベルの差があります。
旧アルファスAIRも十分に投げやすく飛ばしやすいリールで、不満はなかったのですが。
20アルファスAIR TWは、確実に進化していますね。
キロフィッシュでも余裕
2回釣行で使いましたが、利根川ボートでも、霞流入オカッパリでも、魚を獲ることができました。
霞流入オカッパリでは、キロフィッシュを二本釣ったのですが、何も問題はありませんでした。
総評
20アルファスAIR TW、買って良かったですね。
キャストしやすく、狙ったところに落としやすい。
僕の好きなアンビリーバボーリグなど、軽量リグのメインリールとして使っていきます。