光と濁りのことを理解してバス釣りの釣果を上げる


バス釣りは結構長くやっているんだけど、昨年シーバス釣りを初めたことがきっかけでブラックバスという魚への理解が深まることになりました。
バス釣りで十分な成果を上げている諸先輩方にとっては当たり前のことだとは思いますが、せっかくなので記事にさせてもらいました。

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きっかけはそもそもなぜシーバスは夜釣りなのかということ。
昼間はシーバスは何をしているのか?
シーバス釣りを長くやっている友人が教えてくれたのが「昼間でもシーバスは釣れる」ということ。ただし底の方で。
なぜか?底の方は暗いからだ。

こんなこともあった。
亀山湖に行った時、前日の雨の影響でダムの上流側が濁っていて、下流側が澄んでいた。
上流では一緒に行った友人も含めてかなり釣れたけど、下流に行くとぜんぜんダメだった。
なぜか?濁りがある方が光が届きづらいからだ。

「夏の昼間は釣れない」というのはバス釣りをしている人なら誰もが知っていることだけど、意外と昼間は暑いから釣れないという理解をしている人が多いし、そういうふうに少なくとも昔の本には書いてあった記憶がある。
でも、それは違っていて、夏の昼間に釣れないのは日差しが強いからだと考えた方がよい。
なぜなら、夏の昼間でも日陰にそっと身を潜めているバスは釣ることができるからだ(もちろん釣りにくくなるという意味では夏の昼間は釣れないというのは事実なのだが)。

そんなことがあって、ブラックバスという魚は何よりも光を嫌っていて、そして光こそが最もブラックバスという魚の行動に影響を与えていると考えるようになった。
それが何らかの敵(例えば鳥のようなもの)から襲われる可能性高まり警戒心が強まるのか、ベイト(餌)に見つかってしまうので捕食の生産性が下がるからなのかは知らない。知らないけどバスは光が嫌いと理解しておけば少なくともバス釣りをする上では十分だ。

光をベースに仮説を立てるとバス釣りの釣果が上がった。日差しの強さと水の濁りをミックスして考える。
濁りが強いということは光が届きづらいということなので光の影響を弱めてくれるからだ。

ではどんな釣り方をするのか。別に特別なことは不要で、基本はシンプルだ。朝や夕方、曇などのローライトの時は池や川全体を広く探り、日差しが強くなったら日陰一点張り。以上。
橋の下みたいな広い場所でもいいし、リリーパッドの下でもいい。もちろん葦の奥でもいい。

この基本的な考え方に、正しいルアー選びを組み合わせ、キャスティングの技術さえ上がればバス釣りの釣果はよくなっていくはず。

以上、是非バス釣りの考え方の参考にしてみてください。

Photo by Surface Tension / ltn100

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3 Responses

  1. 2015年5月11日

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  2. 2015年6月12日

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  3. 2015年7月22日

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