さて今回は4月に入って見つけた、とあるポイント2か所。
まず1か所目。
豊洲運河の船着場。といっても船は常に停泊している場所ではありません。
常夜灯は点いていますが、橋のようにはっきりした明暗は出来ません。
ここの特徴は、地形変化によって生まれる明確なヨレと潮目です。
潮目付近と手前のヨレの間でボイルが多発し時合いがやってきます。
この時期バチが出るタイミングを合わせれば、楽しい釣りが出来ることは確実です。
4月18日。中潮の満潮直前。
この1時間に時合いが到来しました。
投入したルアーは今年発売のモアザン テイルスラップのブラピンというカラー。
監修の小沼さん一押しチューン「リアフック外し」にセッティングしています。
1投目から6ヒット5キャッチとなりました。
サイズはこのあたりのアベレージで最大55くらい。
吐き出したものを観察すると、
バチ、アミ、ハクのミックスベイト。
まさに偏食中のシーバスですね。
このくらいの数が獲れると充分楽しめますね。
この後下げに入っても釣れたはずですが、翌日の予定のためこれで納竿です。
次に、同じく豊洲運河のちょーメジャーポイントのすぐそば。
見落としがちな、いわば灯台下暗し的な場所でのシーバスバチゲームです。
ここは上げが最高に利いてくると、河川自体のカーブと、出っ張った地形によって、
反転流が発生し、停泊船というストラクチャーが絡んだ好ポイントです。
ちょーメジャーポイントのチョットだけ下流側に位置した、ほとんど人の入らない場所なのです。
この時期、バチパターンというと、満潮前後から2時間程度が時合いというのが一般的だと思います。
しかしここはもっと限られた短い間だけ時合いが訪れることが、通い詰めて判明しました。
いわいる地形変化がもたらすものだと思われます。
流れが当たるエリアにゴロタのシャローがあり、そこにバチが潜んでいて、満潮近くなると表層に浮いて反転流にのって一気に流されてきます。
それを停泊船の下で待ち構えていたシーバスが捕食し始め、限られたエリアでだけお祭りのようなボイルが発生します。
停泊船があり、当然係留ロープも多いので、狙うポイントも絞られてきますが、
ほぼ確実にシーバスに出会えます。
ただし、1時間足らずで静まり返りますので、手返しよく、魚をスレサさせないのが釣果アップのコツです。
4月23日は、まさにこの日。大潮の上げです。
ヒットルアーは同じくテイルスラップ(ブラピン)。
ちょっと手返しもたついて、2本しかキャッチできませんでしたが、最大58㎝でまずまず。
短い時合いは手返し大事ですね!
さて5月も半ば。
そろそろバチも終盤です。
これからは初夏のデイゲームが面白くなってくる季節。
年間を通して色んな釣りが楽しめるシーバスゲーム。
読者の皆さんも共に楽しみましょー!
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