あまりに釣れず、もう釣りやめようかと思ったけど、どうにかキロフィッシュ一本


釣れる気まんまん

2022年5月15日。
水温も上がり、田植えによる濁りも落ち着いてきて、そろそろ霞ヶ浦も爆釣シーズンだ!
噂によると、前日もかなり釣れているらしい。
そんな期待を胸に、七時にボートを出します。
(やる気まんまんな割に、朝そんな早くない)

釣れない

流入河川に入り、一つ目のストレッチをかなり丁寧に流す。
全く無反応。
さらにどんどん上流へ。
深いところが隣接するストレッチのショアラインを撃っていく。
しかし、全くのノーバイト。
時間は10時、すでに釣り初めて3時間。
ぜんぜん釣れないじゃん。

げんなりして「もう釣りやめようかな」とtweetすると、予想以上に多くの方からコメントいただきました。
ありがとうございました・・・

ちなみにこの水、濁っているようですがゴールデンウィークの頃に比べたらかなりきれいになってます。

バラす

もう帰っちゃおうかなと一瞬思ったのですが、気合を入れ直しさらに上流に向かって進んでいきます。
しかし、全くのノーバイトで、時間は12時。
ストレッチの最後にあるゴージャスなカバー。
ここで釣れなかったら帰ろうと、最後の一投にバイト。
めっちゃくちゃデカい。
しかし、葦と、鉄パイプと、木の杭と、矢板に囲まれた場所で、巻かれまくって取り込めず、バレる。

うわあああああ

もう帰る。

ぷにさん登場

帰り道、先ほど「もう釣りやめる」とtweetした場所に、同じ駐艇場の仲間ぷにさんのボートが浮いていた。
お昼ご飯タイムらしく、ボートのデッキにはカップラーメンが3個、その他諸々大量の食品が。
「賞味期限切れのカップラーメンがあるんだけど、食べる?」
ぷにさんが声をかけてきた。

ぷにさんは基本、とてもいい人である。
周りの釣り仲間が困っていれば助けに行くし、新利根のレンタルボートの時は頼まれなくても仲間の荷物運びを手伝ってくれる。
そんな人なので、親切心でカップラーメンを勧めているのだろう。
しかし、期限切れかよ・・・!?

ボートを止めてしばらくぷにさんと談義。
荒んだ心が落ち着き、もうちょっとだけ釣りを続けることにした。

キロフィッシュ登場

葦側にフォールクローラーのネコリグを落とし、1メートルぐらい引きずる。
そんな作業を数十分続けたところで、ラインに微妙な動きを感じた。
手元には全くバイトは感じられない。
ラインテンションをちょっとだけ抜いて待つと、ゆっくりとラインが上流に動き始めたのでフッキング。

43cm、1,140gでした。

諦めずに続けて良かった。
ぷにさんありがとう!
釣りを辞めずにすんだ。

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