今回の登場人物
土下座のおじさん
- いつも釣りのことしか考えていない
- 口癖は「フンガー!」「勝負だー!」
- 「釣りがしたいので霞ヶ浦の近くに住みたい」と家族に土下座して引っ越してきた
帰る家が無いおじさん
- いつも駐艇場にいる
- 口癖は「家に帰りたくない・・・」
- 新艇に買い換えたことを家族に秘密にしている
和風サラダさん
- いつもジェントル
- 東京から常陸利根川の駐艇場まで自転車で通っている
- エレキとライブスコープを買ったことを家族に秘密にしている
土下座のおじさんと特訓
2023年10月7日。
「明日乗せろ。フンガー!」
前日の夜、土下座のおじさんからLINEが来た。
三連休を家族と過ごそうとしたが、誰も相手にしてくれなかったので寂しいらしい。
6時に船を浮かべ、土浦へ。
リップラップで僕が2本。
土下座のおじさんも1本。
桜川へ入るが、なかなか釣れない。
僕が1本。土下座のおじさんが3本。
サイズが伸びない。
この日、エレキのパワーが落ちてきて、エンジンのチルトも元気がなくなってきた。
エンジンはどうにか掛かったが、エンジンスタートの瞬間に魚探が落ちたり、電気系が怪しかった。
和風サラダさんと夜のミーティング
駐艇場に戻り、土下座のおじさんと別れた後、土浦で和風サラダさんと居酒屋でミーティング。
釣りの話でとても盛り上がった。
そこに土下座のおじさんからLINE通話が。
「明日は俺と、帰る家がないおじさんと、お前らでバトルだ!」
なんのバトルだか説明もないまま、通話は切れた。
バトル
2023年10月8日。
この日はちょっと朝から心配なことがあり気が乗らないが、駐艇場へ。
僕の船に和風サラダさんが乗り込み、土下座のおじさんと、帰る家が無いおじさんと、三艇でバトル開始。
JB霞ヶ浦が開催されているので、エリアは小野川。
3本リミット、帰着は14時。
小野川を上りながらあちこち撃っていくが、なかなか反応がない。
バトル中の他の二艇、そして同じようにJBエリアを避けて入ってきた同じ駐艇場の仲間たちが集まり、混み合って釣りがしにくい。
みんなポイントを知り尽くしているので、どうしてもバッティングしてしまう。
どうにか絞り出したが、帰着時間が近づく。
最後にもう一箇所寄って帰りましょうとエンジンのスタートボタンを押すが、掛からない。
クランキングが弱い。
どうにかアクセサリのバッテリーを繋いでエンジン起動。
バッテリーなのかチャージャーなのか、またお金が掛かりそうです。
バトルの結果は、
一位:帰る家がないおじさん
二位:わたし
三位:土下座のおじさん
と、言い出しっぺの土下座のおじさんの敗北に終わった。
「お前ら覚えておけよ!次回はやっつけてやる!」
そう言い残して土下座のおじさんは帰って行った。
本湖水温は20度。
桜川は中流で18度でした。
秋ですね。