突然ですが、バス釣りやシーバス釣りのロッドを選ぶのって大変じゃないですか?
少なくとも僕がまだ初心者だった頃(今でも釣果は初心者並みですが・・・)は、よく分からなかった。
なんか、ロッドに記号が書いてあるじゃないですか。正式には品番とか品名というみたいですが。あれを見て、これがどういうロッドなのかすぐにピンとこないと、自分が欲しいと思っている一本にたどり着くことができないんですよね。
僕も大人になって、なんとなく記号解読ができるようになったので、これからロッドを買う皆さまのためにメモを残したいと思います。
まずはこの写真。僕のシーバスロッドです。
これはかなりシンプルな記号ですね。もっとも基本的なことが書いてます。
ロッドの長さと、ロッドの硬さです。
この場合「86」が長さで、8.6フィート(約2.6m)ということを表しています。
そして「ML」がロッドの硬さで、硬さが「ミディアム・ライト」ということを表しています。
簡単ですね。
この基本要素に以下のようないろいろな要素が組み合わさって記号が形成されている訳です。
- スピニングかベイトか?
- 何ピースか?
- 何フィートか?
- 硬さはどれくらいか?
これは見た目でも分かりますよね。リールに合わせたのを選んでください。
ロッドが何本のパーツ(ピース)をつないで完成するのか、ですね。
1ピースはロッドを分解できないので、保管と持ち運びに覚悟がいります。少なくとも車がないとしんどいです。ただ、継ぎ目がないので「しなり」が良いはずです(僕は2ピースの竿しか使ったことがないんです)。
逆に4ピースとか5ピースは持ち運びに便利です。電車とかバスでもポイントに向かえます。
ロッドの長さです。メートルじゃなくてフィートなんでややこしいですね。
基本的には短い方がとりまわしがよいです。特にオカッパリで差がでます。
まあ、とはいえ、そこまで神経質にならなくてもいいんじゃないかと思ってます。バス釣りだと6フィート台であれば概ねO.K.かと。
ただし、シーバスは釣り方によっては遠投が必要なることもありますので、その場合は長め(9〜10フィート)の方が良いと思います。
硬さもいろいろあるんですよね、ああややこしい。
基本はLからHまでです。Lがライト、MLがミディアム・ライト、Mがミディアム、MHがミディアム・ヘビー、Hがヘビー。
もちろん投げるルアーに合わせて選ぶんですが、まあ初心者はMLを買っておけば間違いないかと。
いろいろありますね。そりゃ初心者には酷ですね。
最後に、シマノとDAIWAのエントリーモデルの品番、品名を例に見てみましょう。
まず、シマノの「バスワン R」の中から「263L-2」。
シマノの場合、品番が「1」で始まる製品はベイトロッドです。同様に「2」で始まる製品はスピニングロッドとなります。
なので最初が「2」なのでスピニングロッドということですね。
次の「63」はさっき勉強したとおり、6.3フィート、「L」はライトです。
で、最後の「-2」ですが、これがピース数です。
まとめると、このロッドは「6.3フィートで、硬さがライトの、2ピースのスピニングロッド」ということになります。
次にDAIWAのブレイゾンから「661MB」。
DAIWAの場合は最初の「66」が長さ。次の「1」がピース数。「M」は硬さ。「B」がベイトロッドということなので、これももう分かりましたね。
他にもメーカーによって違ったり、ハイエンドモデルはもっと細かく用途によって分かれていたりして、さらにカオス状態ですが、基本さえ抑えておくと応用も効くと思います。がんばって自分にピッタリのロッドを選んでみてください。
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