2016年晩秋、週末のシーバス釣行をまとめてご報告します。
2016年10月29日、土曜日、大潮の初日。
この日は20時前に旧江戸川へ。
干潮が22時半頃なので、このポイントで最近好調の干潮前の時合いにピッタリです。
しかし、この日はベイト感が乏しいし、ボイルも全くない。
急に気温が下がり、北風も強く、状況が変わってしまったようです。
それでもボトム狙いの地味な釣りで、なんとか2匹を捕まえます。
着いてすぐ1匹目。ローリングベイトを沈めて。15cmくらいのミニシーバスです。
その後は苦戦が続いて2匹目は干潮から上げに転ずる23時過ぎ。スリートラップで。サイズアップしたけど20cm…。
さすがにここ2週間ほどでこのポイントでランカーが3匹出たので、少し欲が出てしまい、同じ釣り方にこだわり過ぎました。
釣りは過去への最適化ではなく、常に目の前の状況への最適化ですよね。反省です。
翌日の2016年10月30日。
気持ちを切り替えてお台場(というか有明?)の運河へ。
20時半頃に現地着。すでに潮はかなり引いていて動きがほとんどありません。
期待したベイトもほとんどなし。潮は澄み、風もなく、極めて静的な状況。
それでもシーバスは入っているはず。深くなっている場所(水深5mくらいだと思う)のボトムと駆け上がりを狙います。
5gのジグヘッドに装着したスリートラップを着底させ超スローに巻いてくると、開始早々ヒット。サイズは大きくないけど幸先良い一匹。が、手前で無念のオートリリース(遠い目)。
その後は潮の流れも完全になくなってしまい、沈黙が続きます。
敗戦ムードが漂いかけた22時半頃。
ワームの弱い釣りをあきらめ、強い釣りでリアクション狙いに切り替えます。
装着したのは、18g、75mmの名もなき鉄板バイブレーション。
橋梁の近くに移動し、斜めから遠投で橋の下に放り込んで着底させ、ボトム付近を巻いてきます。
すると3投目くらい。あまり強い明暗ができている訳ではないんですが、それでも明暗付近でひったくられるような強いアタリが。
即ドラグが鳴ってラインが出ていきます。これは大物の予感。
元気いっぱいの魚体を少しずつ寄せてきてなんとかランディングに成功!
やったー!
ネットからはみ出る魚体。いいサイズです。
さっそく測定すると64cmでした。
ぶっちゃけランカーよりもはるかに引きました。これくらいの大きさが一番元気でファイトが楽しめるような気がします。
強波動の鉄板バイブレーションって、困った時に一発逆転で大物を連れてきてくれる長打力を持ったルアーですね。いつも6番くらいの打順に置いておきたい感じです。
これで今シーズン47匹。いよいよシーズン終盤ですが、なんとかあと3匹を釣って今シーズンの目標を達成したいと思います。
引き続きがんばります!