通いなれた場所へ向かいます。9月の終わりまだ少し暖かかったころの話です。
本当は、隅田川の橋脚などもトライしたいのですが…。
最近は禁止になる場所も多くて。
去年はこの時期、水神大橋から下って白髭橋によく通いましたね。
初めての、秋の丸々太ったシーバスを釣り上げたのを思い出します。
禁止区域になってからは、行けなくなりましたが今も魚は、橋脚に着いているのかな??
想像することしかできません。
橋脚ぎりぎりについている魚を、ルアーを流し込んで捕る釣りでした。一年前ですが懐かしいと感じます。
最近通っているは、荒川の河口から少し上流です。隅田川の倍以上幅がある、広い川です。
通い始めた時にはどこを狙ってよいのやら??
最近ぽつぽつと釣れるようにはなって来ました。
前の週ははこんな感じ。
私の通っている場所では橋脚はほとんどポイントと関係ないようです。
夜には橋脚に寄ってくるのではなく。
橋の照明の、明暗に着くようです。
墨田川のような人口の川は、魚が着くとしたら橋脚か自分の足元の岸壁しかありません。
初心者の私が、全く違う釣りに気付いたのは、ごく最近のことでした。
橋のたもとに上げ潮の中ごろ到着すると、川の水が濁っています。大きめのベイト9センチ以上の群れも手前の浅瀬に、確認できます。
何のベイトかは私には解りません。
川に向かって、橋脚一本目の向こうの下流側に、駆け上がりがあります。
そのあたりに魚が待機していて、濁り流れに明暗が絡むと釣れる!という事が、
通って一年(遅いですね)やっとわかって来ました。
夕方までの上げの時間。今日は濁りと流れが有ることが見えます。
ガルバを投げて五投目ガクッと一瞬手元に当たりが有ります。
水面に小さな波紋が、ミスバイトです。魚の気配が確認できました。
ですが、そのあとバイトが有りません。ルアーを変えて徐々にレンジを変えます。
マリブに、カウントダウンにバイト出ません。先週、調子の良かったコウメにもヒットしません。
一時間ぐらいコースを変えつつ投げ終わり、最後にソラリア100を投げてから、少し上流に移動かな?
もうここの場所のお魚さんはルアー見切ってしまっただろう。飽きてしまったろうな?
なんて思いながら、遠投して濁った川を、速すぎない速度で巻いてきます。
川の流れも当たって、振動が手に軽く伝わる程度の速さです。
もう少しで駆け上がりのところで、ググンンッと重みが乗ります。
竿を立てると、川の流れがあいまってか重い。セイゴクラスではないことが分かります。
最近は魚の為に、ドラグをきつく締めて早い寄せを意識して巻きます。
ラインは出て行きませんが、左へと、自分の20メートル先を走ります。
そして反対の右方向へ走ったかと思うと、水面を30センチほど飛び出ての、迫力あるエラ洗い!
川に長靴で立ちこんでの釣りです。
この低い目線での大きな魚のエラ洗い。迫力に本当に興奮しました。
砂浜での釣りのように、荒川の砂地の川岸に後退しながら魚をずりあげます。
ばらしが少ない、ランディングだと覚えました。
丸々太った魚は、フッコサイズでも迫力が違いますね。ドラグこそ出ませんでしたが。力の強い魚でした。それから30分くらいでもう一本あがりました。二本目も、60後半の太い魚でした。
この後に記事を投稿するのも忘れて、何日か通っていますが同じ釣りをしても、多くの反応は返って来ません。そう甘くはありませんが、秋の魚は遡上して私を待っている!そう信じて荒川に通う日々です。
長靴をはく理由は、少しでも立ち入って遠くのポイントを狙う意味もありますが、リリースの時に水際まで行けるかどうかの問題の為もあります。
魚をリリースするときにふつうの靴だと足元が沈み、荒川の泥の岸を水際までたどり着けないからです。
これは困ります。釣ってから気づいて大変だったことが有ります。
長靴を履いていても、リリースする為にこんな目に…。(笑)
このように、干潮では橋下も、干上がる場所です。
私は、そろそろウェイダ―買おうかと考えています。そしたらランカーが僕を待っているかもしれませんね(笑)あと、スケールも!
一気に寒さが増して、秋の終盤へと向かっていくのでしょうか?それまでに充実した釣りを楽しめたらと思っています。
(後日談)
後日、格安のウェイダーを買い、荒川に浸かっての一匹。エラ洗いも格別なアングルで体験。
通いなれた場所だから、安心して入れました。
危険の無いようまた、荒川に向かいます。