春先の初めてのリポートからご無沙汰しています。トミケンジです。
あれからセイゴは何匹か釣れたもの、アベレージサイズには恵まれることなく湾奧を、行ったり来たり。たまに来た大物を、バラしてみたりやっていました。
昨年のまったくゼロの夏よりは、反応があったのですが…。
色々な場所への仕事が終わってからの釣行。
荒川に行ってはセイゴを釣り、多摩川で初めてのモールマウスバスを釣り上げたりしておりました。スモールマウスは引きが強いんですね。
なんだか涼しい夏の終わり、小雨が上がろうとしている日暮れ、お台場のレインボーブリッジを車で渡ります。この日は8月30日、小潮です。
今日は釣れますかね…。高い橋の上から広いお台場の海を見下ろしていると、これまで工事開発中だった湾岸の場所に、煌々と明かりがついています。
うん?出来上がった?工事終わったの?
前々から目を付けていた、橋の上から眺めていたポイントへ急遽向かいます。昨年から話題で、最近ようやく色々な問題の決着しそうな豊洲市場。
その隣に市場より早く、開放された公園、豊洲ぐるり公園です。
車を路上で降りて、見渡すと釣り人一人しかいません。
近づいて少し話を聞いてみると…。(ここはベイトも結構いて、いいポイントだと思う。先週良かった。ここは穴場じゃないかな?!)などと、仰います。
駐車場があると聞き、急いでそちらに車を停めます。先ほど渡ってきたレインボーブリッジに向かってキャストする釣行です。
岸際の遊歩道スペースがかなり広く、キャストは後ろを気を付けていれば、歩行者に当たることはまず無いでしょう。
しばらくすると、ボイルがバンバン出てきました。
ガルバでトップから始めていますが、食べてくれません。
こういう時には何を通せば良いのだろう?迷いながら選んだルアーX80SWを岸側近くの、20メートル沖へ落とし、ミディアムリトリーブで引っ張ってきます。
10メートルくらいのところで、ベイトが僕の通したルアーに大きく反応して、二つに割れます。その瞬間、ココンッココンッ!
少し軽めのバイトが有りました。???っとこちらが対応しきれずにいると、走り始めます。
遅い合わせをやっと入れて、リールを巻き続けます。緩いドラグを締めて、巻くも魚走る走る。ジジジジジーーーーー。
かなり大きな魚なんじゃないか?何度も突っ込みます。後から考えると、口元から針がずれてスレがかりに近い状態だったのかもしれません。
しばらくしてやっと上がってきた魚にライト当てるとフッコサイズ。私には嬉しいサイズです。
タモで上げてみると、タモのサイズの54センチほど。体高のある、立派な魚。針は取れていました。
大きな魚を目の前にすると、感じる生命感。久しぶりです。
リリースしてから、同じパターンだと釣れるかな?続けますが、反応なし。ボイルも徐々に弱まり、しばらく続けましたが終了しました。
この場所ははまだ釣り人が少ないですが、潮周りが良いときには魚は入ってきていると思います。人が少ないのは、7月に開放されて間もないという理由の他、駐車場の料金によると思います。
24時間営業、一時間400円。釣り人には辛くて、近くに他の安い駐車場は無いのでは?この日払ったのは、1600円!週に3日通えません(笑)残念!
豊洲の市場がスタートしたら、釣行の終わりの早朝に、活気のある市場の様子を伺いながら仕事に出勤なんてしてみたいですね。
駐車場にはカップルの車一台。レインボーブリッジ眺めながら、過ごしてますが…。彼らの駐車料金が気になりながら、公園を後にしました。