人はなぜ釣りにハマるのか?


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やらない人からすると全く理解できないルアーフィッシング。「食べられない魚釣ってどうするの?」「なんでせっかく釣ったのに逃しちゃうの?」としょっちゅう言われるわけで。

「いやいや、魚食べたかったら築地いけよ。築地いかんでもイトーヨーカドーで新鮮で美味しい魚が手頃な価格でたくさん売ってるわ。」

という切り口からいつも反論を開始するのですが、この際、僕は(人は)なぜ釣りにハマるのかという理屈をまとめてみたいと思います。

釣った魚を食べるため?

釣った魚を食べるという楽しみはもちろんありますが、わざわざ釣具を買って、釣り場に出かけて、釣った魚をクーラーボックスに入れて持ちかえって、捌いて、料理するって大変ですよね。本当に美味しい魚を食べたいんだったら、現代日本の高度に発達した世界一の鮮魚流通網の恩恵にあずかるのが最も合理的です。(つまり築地かイトーヨーカドー行けってこと)

なので、釣って食べることが釣りの(特にルアーフィッシングの)第一の目的ではないのです。まあ、そもそもブラックバスなんて食べないので論外ですが。

ただ、もちろん、苦労して持って帰るのも、夜中に魚を捌くのも、食べるのも釣りの楽しみの一部であることは否定しませんが。

じゃあ、なんで人は釣りにハマるのか?

ゲーム性を楽しむ

「釣りなんて運でしょ」というのもよく言われることですが、決してそうではありません。運だけで釣果が決まるならプロなんて存在しません。

釣りは確率論です。もちろん運もありますが、いかに偶然の要素を減らしていくか、もしくは必然的に偶然を作り出していくかというのが大切なんです。

情報を仕入れ、仮説を立て、作戦を立て、行く場所や行く時間を選択し、現地に着いてフィールドの状況を把握し、ルアーを選ぶ。そういう一連の行為の結果として釣れる魚がいるのです。そして魚が釣れたら(もしくは釣れなくても)なぜそういう結果になったのかを検証し、戦略・戦術を微修正していき、より釣果をアップさせていく。

そのゲーム性こそが釣りの、特にルアーフィッシングの魅力の大きな部分を占めると僕は思います。

狩猟本能を満たす

太古の昔、僕たちの先祖がまだ狩猟民族だった頃を思い起こしてください。魚を捕まえたいという気持ちはきっとあなたの遺伝子に組み込まれています。

魚がルアーをバイトした瞬間のあのブルブルっとした感覚。魚がヒットしてランディングするまでのあの引き。水面に魚体が上がってきて、特にそれが大物だったときのあの喜び。

これは太古の昔、生きていくために必要なタンパク質を確保することが至上命題だった祖先から受け継いだ本能的な欲求であり、原始的な喜びだと思います。

ちなみに、僕がバス釣りよりもシーバス釣りが楽しいなと思うことの1つは魚が大きいことです。それは、まさにバス釣りよりも狩猟本能が多く満たされているのだと思います。

ただし、これは中毒性があるので注意が必要です。あの魚が釣れた感覚を脳が記憶していて、またその快感を味わうために釣りに行きたくなり、日や時間を問わず、海や川に出かけちゃうわけです。

闘争本能が掻き立てられる

これはサッカーやラグビーなどにも通じる部分があります。
闘争心が強い人は、釣りも、なんだかんだいって勝負になるわけです。

仲間と一緒に釣りにいっても一番大きな魚を釣りたいし、一番たくさん魚を釣りたい。ついついそう思っちゃう人は多いはず。
一人で釣りに行ったとしても、まわりの人が苦戦するなかで一人大きな魚を釣ると「いえーい!」ってなるわけです。

まあ、サッカーやラグビー、ましてや格闘技みたいに、肉体と肉体がぶつかり合うようなスポーツに比べると、釣りで掻き立てられる闘争本能はそこまでではないかもしれませんが、それでも人が釣りにハマる一つの要素であることは間違いないと思います。

さあ、みんな釣りにいこう!

その他にもルアーのコレクターになっちゃう人もいますし、釣りドル(釣りをするアイドル)のファンになっちゃう人もいるので、釣りにハマる理由は多種多様ですが、いずれにせよ、一度は魚を釣り上げてみないと分かりません。

是非まだ魚を釣ったことがない人は、釣りをやるお友達にお願いして、海や湖に出かけてみてください。ひょっとしたら誰よりも釣りにハマるかもしれませんよ。

さあ、みんなで釣りにいこう!

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